在宅介護の可能性を広げるデイサービス

暮らし

「ル・レーヴ南浦和」のデイサービスでセンター長として務めるなかで日々感じていること、そして、デイサービスの可能性についてお伝えしたいと思います。

在宅介護を支援するデイサービス

 日々入れ替わるご利用者皆さまの笑顔に励まされながら、気が付けばデイサービスの管理者をさせていただいてから東京で15年という歳月が流れていました。
そして、今年の6月より「ル・レーヴ南浦和」のデイサービスでセンター長として、ご利用者とそのご家族の皆さまと貴重なお時間を共有させていただいております。
ちなみにデイサービス(通所介護)とは、在宅介護を支援するサービスの1つです。ご利用者はデイサービスを提供する施設に通い、食事や入浴など日常生活上の支援のほか、生活機能向上のための機能訓練などを日帰りで受けられます。施設では、ご利用者の自宅から施設までの送迎も行っております。(デイサービスは要支援1・2の人は利用できません)。
ご存じのように、日本では少子高齢化が進み、平均寿命が伸び続けるなかで、総人口に占める高齢者の割合が年々増加しています。この傾向は日本だけではなく、先進国を中心に進んでいます。
この事実が常に頭にあるなかで仕事を通して痛切に感じることは、「ご家族の肉体的、精神的なご負担は、一体どれほどのものだろう……」ということです。
特に在宅介護の場合、ご家族の「可能な限り、自宅での生活を継続させてあげたい」という思いがひしひしと伝わってきます。
そんなご家族の願いをほんの少しでも叶えていただくために、デイサービスが存在しているのだと私は確信しております。
デイサービスには、さまざまなニーズがあります。レクリエーションを楽しみたい。機能訓練を頑張って以前のような生活を取り戻したい。仲の良い方と楽しいおしゃべりがしたい……など。
皆さまのさまざまなご要望にお応えできるよう私たちスタッフは、日々、創意工夫すべく奔走しております。
ご利用者皆さまからの「今日も楽しかったよ。また来ます」というお言葉や、やわらかな表情に、どれだけ勇気をいただいているか計り知れません。
私たちスタッフが楽しい時間や空間を提供している訳ではなく、ご利用くださる皆さまが、その時間や空間をつくり出してくださっているのです。
ご利用者皆さまの体調や表情の変化を常に観察し、臨機応変に対応していくのはもちろんのこと、どのような環境がご満足いただけるのか、ということをスタッフ全員で考えております。
その答えは、ご利用者皆さまの穏やかな表情や笑顔のなかにあるように思います。
老若男女問わず、人間に与えられた時間には限りがあります。その時間を、どのようにお過ごしいただくのか。少しでも笑顔が多ければ、それだけ価値のある時間となるはずです。
ご利用者皆さまと、ご家族の時間を有益なものとするために、デイサービスが存在しています。
皆さまが抱えておられるご負担を、ほんの少しでも軽くすることができましたら幸いです。
お会いできる機会を、スタッフ一同、心よりお待ちしています。

春日 大輔(かすが だいすけ)
㈱東日本福祉経営サービス
ル・レーヴ南浦和デイサービス センター長

 

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