健康・お金・生活

超高齢化社会の到来2025年問題を考える

2025年問題を考える

2025年問題をご存じですか?今から7年後、日本の高度成長を支えた団塊世代が75歳を超え、日本はいまだかつて人類が経験したことのない「超高齢化社会」を迎えるという大問題です。

介護予防は良い生活習慣から

 国民の5人に1人が75歳以上になるという2025年以降、大幅に増えるであろう年金・医療・介護という社会保障費をどう賄(まかな)い、抑制していくのか。対応が必要になることは言うまでもありません。今後ますます医療費や介護費を抑えるための国の施策とともに、私たち一人ひとりが健康寿命を伸ばし、要介護状態にならないような生活習慣を心掛けることが重要になってくるでしょう。
 実際に私のお客さまで70代で要介護状態の方と、80代半ばでもお元気な主介護者(介護をしている方)を見ていると、その方の生活習慣や考え方、家族構成、住環境が、ご本人の健康状態に大きく影響していることを感じます。
 3世代同居で、80代半ばのご主人の介護をしておられる80代の女性は、自営のお店のやり繰りや、同居のお孫さんから近くに住むお孫さん計9人の心配もしながら元気にご活躍しています。ご本人は「大変だ、大変だ」とおっしゃいますが、この「大変だ」があるからこそ、元気にしておられるのではないかと思ったりします。
 厚生労働省によると要介護になる原因の1位は「認知症」で、次に「脳血管疾患」「高齢による衰弱」「転倒・骨折」「関節疾患」と続きます。認知症や脳血管疾患は生活習慣病ともいわれ、発症には生活習慣が大きく影響することがわかっています。
 良い「食事」「運動」「対人接触」「知的行動」「睡眠」習慣は、できる限り若いころから心掛けたいものです。
 また自分の状態を知り、問題があれば早期に対応することも大切です。各市区町村窓口や地域包括支援センターには「基本チェックリスト」が置いてあります。
「生活機能全般」「運動機能」「栄養状態」「口腔機能」「閉じこもりの傾向」「認知機能」「こころの健康状態」などを自分でチェックし、該当する項目には生活を見直すヒントも書かれていますので、ぜひ活用しましょう。

斎藤豊男さん斎藤 豊男(さいとうとよお)
株式会社けんこうぷらん 代表取締役
福祉用具専門相談員 
福祉住環境コーディネーター

 

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