Lesson1 筋肉を温めながら脳トレダンス
これまで介護予防運動を中心に紹介してきた「いきいきビクス」の連載が、内容をリニューアル。
再び左海裕子先生にご登場いただき、ヘルシーエイジングのための脳トレダンスを今月から12回にわたり紹介します。
今月から紹介する「脳トレダンス」は、動きを覚えることで集中力が向上し、気持ちの若返り、活力の向上が期待できる体操です。
毎月の体操をマスターしてつなげると、ダンスのように楽しめる「脳トレダンス用のサーキット(※)」が完成します。お好みの音楽に合わせて行えば、運動が苦手な方でも楽しく取り組めると思います。ご家族やお友だち同士でも、ぜひ楽しんでみてくださいね。
今月は、ウォーミングアップの動きをレクチャーします。体操をする時はいきなり動き始めては逆効果です。少しずつ筋肉を温めながら体幹を鍛えましょう。眠っている筋肉を起こすように、しっかりと動いてみてくださいね。
※)いろいろな動きを取り入れて繰り返すことで体力向上をはかるためのプログラムのこと
いきいきビクスの動画は下記画像をクリックしてご覧ください。
注意:筋力や体力が極端に低下している方は無理に行わず、主治医に相談しましょう。
左海 裕子(さかいひろこ)
1962年8月生まれ、大阪府出身。長年、ミュージカル女優として数々のショーステージの世界で活躍。ダンススクールの主宰やイベント・舞台等の企画・演出などを手掛けるほか、運動生理学、エアロビクス理論を学び、2003年にいきいきビクスを考案。介護・福祉施設を中心に指導に当たっている。2011年に東久邇宮文化褒賞を受章。2014年には社会文化功労賞を受章するほか、米国の国際学士院大学より健康医学博士として認められる。