在宅介護を支援するショートステイ

暮らし

在宅介護中のご家族は、ほとんどの方が心身共に大きなご負担を抱えていらっしゃいます。
健やかな介護のためにも、時には上手に介護保険サービスを利用したいものです。

介護保険サービスの利用が後ろめたい日本人

 先進国を中心に少子高齢化が進んでいます。特に日本は高齢化率が高く、介護を必要とする方も年々増えてきています。
在宅介護を支援する介護保険サービスの1つに「ショートステイ」があります。ショートステイは短期入所生活介護ともいい、介護の必要な方が施設に短期間入所して、日常生活のお世話やリハビリ、レクリエーションなどが受けられるものです。ご家族の冠婚葬祭をはじめ、介護疲れを癒す「レスパイトケア(※)」のために利用することができます。
ショートステイに勤務している私は、ご利用者とそのご家族との時間を共有させていただく中で、在宅介護中のご家族の負担がどれほど大きなものか、いつも痛感しています。ほとんどの方が、大きなストレスを抱えていらっしゃるようです。ご家族とお話をさせていただく時は、「サービスをご利用の期間は、ご様子を見に来られなくても構いません。ほんの少しでも、ご自身の心に休息を与えてあげてください」とお話ししています。その際、涙を流されるご家族もいらっしゃいます。誰にも言えない、言っても理解してもらえないご苦労が、涙となって表れるのかもしれません。
また責任感の強い日本人は、介護保険サービスを利用することに後ろめたさを感じている方が多いように思います。私たちはそのような方々と、少しでも多くの時間を共有したいと考えております。
人間に与えられた時間には限りがあります。その時間をどのように過ごしていくのか。
ご利用者の皆さま、ご家族の皆さまに充実したお時間を過ごしていただくために、介護保険サービスが存在しています。
皆さまが抱えておられるご負担を、ほんの少しでも軽くすることができれば幸いです。お会いできます機会を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

※高齢者や障がい者などを在宅で介護している家族へのさまざまな支援。

吉田将樹さん吉田 将樹(よしだ まさき)
(株)メディカル・デザイン 
ル・レーヴ南浦和 ショートステイ センター長 介護福祉士

 

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