いきいきとした毎日をおくるためには、健康が基本。その健康を支えているひとつは、毎日の食事です。
食べ物をしっかりと噛みくだき、飲み込む口の力も大切。簡単でおいしく経済的な「若若レシピ」「噛む噛むレシピ」を紹介します。
噛む噛むレシピ ちらし寿司
錦糸卵と桜でんぶの色合いが春らしい定番のちらし寿司です
材料(3~4人分)
すし酢・・・・大さじ3
干ししいたけ・・・4個
にんじん・・・1/2本
れんこん・・・1/2節
卵・・・・・・・・2個
水溶き片栗粉・・・少々
塩・・・・・・・・少々
桜でんぶ・・・・・少々
細きざみのり・・・少々
【A】
干ししいたけの戻し汁・・2カップ
砂糖・・・・・・・・・・大さじ1
醤油・・・・・・・・・・大さじ1
みりん・・・・・・・・・小さじ2
【作り方】
2.具を作ります。
❶干ししいたけは水で戻してから薄切りに、にんじんは皮をむいてからイチョウ切りにします。鍋に切ったしいたけとにんじん、【A】の調味料を入れ、弱火~中火で15分ほど煮ます。
❷れんこんは皮をむいてから薄切りにします。鍋に切ったれんこんと、酢と砂糖(分量外)を入れ、弱火~中火で10分ほど煮て、酢れんこんを作ります。
3.寿司用の飯台に炊き上がったご飯を入れて、そこへすし酢を回し入れます。うちわなどであおぎながら、しゃもじで切るように手早く混ぜ合わせ、酢飯を作ります。
4.酢飯に、❶と❷の具を入れて混ぜ合わせます。
5.④をお皿に盛り、その上に桜でんぶ、錦糸卵、細きざみのりを散らせばできあがりです。
【ポイント】
●桜でんぶ、細きざみのりは市販品を使います。錦糸卵も市販品がありますので、利用すれば手早く仕上がります。
若若レシピ 卯の花のサラダ
生のおからとツナ缶がお手軽ヘルシーサラダに大変身
材料(2人分)
ツナ缶・・・・・・・・・・80g
きゅうり・・・・・・・・・・1本
にんじん・・・・・・・・1/4本
玉ねぎ・・・・・・・・・1/3個
塩・・・・・・・・・・・・・適量
マヨネーズ・・・・・・・大さじ3
牛乳・・・・・・・・・・大さじ2
塩・こしょう・・・・・・・・少々
【作り方】
2.①の水気をしぼってから、ボウルに入れます。
3.②に卯の花(生のまま)、ツナ缶(汁ごと)、【A】を加えてよく混ぜ合わせ、味をととのえればできあがりです。
●卯の花は火を通さずに使用するので、豆腐屋さんやスーパーで購入した生のものを新鮮なうちに使います。
●牛乳を加えることで、なめらかに仕上がります。
【一口メモ】卯の花(おから)

大豆から豆腐を作る過程でできた、豆乳の搾りかすです。大豆の栄養を豊富に含んでいます。大豆に含まれるレシチンには記憶力を高める働きがあり、脳を活性化させるといわれています。

鈴木 邦子(すずき くにこ)
理研究家。認知症予防講座講師。
東京練馬野菜ぎょうざプロジェクト委員。
ホームページにて「体にやさしい健康料理レシピ」2000品以上を紹介、毎日更新中。料理教室食育講座小学生&育メン&子育てママ講座講演会などを通して、食の大切さを楽しく明るく伝え続けている。著書「春夏秋冬の体にやさしいレシピ集」等
http://www5.plala.or.jp/ksunoffice/top.html
お知らせ
毎月第一日曜日 13時~16時 「体にやさしい健康料理」教室を開催しています。(練馬区勤労福祉会館にて)参加者は20代~80代の男女の皆様(男性の多い教室です)。
互いに教え、教えられ、楽しい雰囲気の教室です。
ご興味のある方は、下記へお問い合わせください。
ホームページにも詳細があります。
連絡先はサンオフィス Tel Fax:03-3921-7317
練馬区民表彰(善行)に功労者として表彰
2015年12月19日、平成26年度練馬区民表彰(善行)表彰式にて、鈴木邦子さんが功労者として表彰されました。練馬区では、健康づくり促進活動などの長年にわたるボランティア活動や善行に努め、区民の模範となっている人を功労者と称えています。鈴木邦子さんが15年前に病後一人ではじめたラジオ体操は、現在では40~50人が参加するようになったそうです。