コロナ禍で気になる老人ホームでの生活 住宅型有料老人ホームでの 1日の過ごし方は?

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コロナ禍のレクリエーションどうしていますか?
介護職をしています。コロナ禍の今、どの施設でも感染対策を徹底していると思います。その結果、どうしても外出やイベントが少なくなっている状況です。ご入居者の皆さんに日々の張り合いを感じてもらったり、楽しく過ごしてもらうために、どのような工夫をされていますか?ぜひ参考にさせてください。
(50代 女性)

職員がいかに楽しめるか

私が所長を務める訪問介護事業所「出来島(できじま)ケアプラザ」は、住宅型有料老人ホームの「ハートフルヴィラ出来島」内に併設しており、ご入居者の生活リズムやご希望に沿って24時間サービスを提供しております。
ご質問者の方と同様、「ハートフルヴィラ出来島」でもご入居者の健康と安心のために、外出や外部からお客様を招いてのイベントは中止させていただいております。そんななかでも桜の時期は「お花見散歩」に出掛けることができました。密にならないように数人ずつ、施設の近くに咲いている桜を見に行き、お一人ずつ記念撮影をして、楽しい1日になりました。
また、毎月季節の生花を飾ったり、「ミニ運動会」や「ミニ祭り」を開催したりと、四季を感じていただけるような工夫もしています。他にも習字、塗り絵、難易度の高いパズル、飾り物作りなどといったレクリエーションを日々考えたりと、創意工夫は尽きません。
ご入居者が毎日楽しく過ごせるかどうかは、職員がいかに楽しめるかにかかっていると感じます。当施設でも、ご入居の皆さまが楽しめるのはもちろんのこと、職員も楽しく取り組んでいます。ご相談者の方も笑顔を忘れずに、ささやかな工夫も楽しんで、一緒にコロナ禍をのり越えましょう。

ご入居者のある1日


「ハートフルヴィラ出来島」は、住宅型有料老人ホームとよばれる施設です。
住宅型有料老人ホームは、比較的自立した生活が可能な方から介護度が重い方まで、さまざまな方にご利用いただけます。お元気なうちに入居されてから介護度が重くなっても、ケアマネジャーやサービス提供責任者と相談しながら、一人ひとりに合ったサービスを追加することができます。外部のデイサービスや通所リハビリテーション、訪問介護サービス、福祉用具のレンタルも利用でき、施設に入居しながら在宅介護サービスを受けられる老人ホームです。
それでは、ご入居者は実際にどのような生活をされているのでしょうか。あるご入居者の1日を、職員の目線からご紹介します。
ご入居者の生活スタイルは、ご本人とご家族の希望や介護度によって異なります。職員の巡回や食事、訪問介護のサービスがない時間帯は各フロアのラウンジとよばれる団らんスペースで、ご入居者同士で談笑をされたり、ときには自室でゆっくりとテレビを見たりと、自由に過ごされています。
ご自宅での生活が困難になっても、施設への入居には抵抗があるという方は多くいらっしゃいます。そんなときこそ住宅型有料老人ホームの出番です。
当施設では、何か困ったとき、体調不良時には看護職員がいてくれる安心感があり、ご自宅でデイサービスなどの介護サービスを利用されていたのであれば、入居後も同じサービスを継続することができます。少しでも興味のある方は、担当のケアマネジャーにご相談されてみてはいかがでしょうか。

佐藤むつみ(さとうむつみ)
㈱東日本福祉経営サービス
訪問介護事業所 出来島ケアプラザ 所長

 

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