初夏から味わえる緑黄色野菜 枝豆三昧で健やかに

コラム

 枝豆というと夏のイメージですが、私の暮らす新潟では5月の声が聞こえる今頃から枝豆の出荷が始まり、10月中旬までの長い間、枝豆を食すことができます。
米どころの新潟ではありますが、枝豆の作付け面積においても実は、新潟は日本一なのです。
枝豆は、大豆が未熟豆のときに収穫したものを指し、豆と野菜の両方の栄養的利点を持ち合わせた緑黄色野菜です。
この枝豆が成熟して茶褐色に変色したものが大豆となります。
「畑の肉」といわれる大豆と同様に栄養価の高い枝豆は、エネルギー、脂質、良質なタンパク質を多く含み、さらには食物繊維、ビタミン類、カルシウム、鉄分などの養素も含んでいます。とくに、大豆には少ないβカロチンやビタミンCを含むのが特徴です。
他の野菜と比較して枝豆に多く含まれているビタミンB1とB2は、体内で糖質・脂質・タンパク質などを分解してエネルギーに変える働きがあります。また、利尿作用を促すカリウムを多く含むため、体内の水分量を調整し、むくみ解消にも効果的に働きます。夏バテの原因である食欲不振からくる栄養不足の解消や疲労回復に、ぜひとも食したい野菜です。
この原稿を書きながら、晩酌のことを考えておりましたら、塩ゆでの「枝豆」、胡き ゅうり瓜の板い たずり摺にもろ味噌で「ミソキュウ」、「冷奴」に、「納豆キムチ」、「五目豆」に「浸し豆」。なんと今夜のビールのおつまみは枝豆三昧になりました。
先人の知恵をテーブル一杯に広げて恩恵を頂戴している自分は、なんと幸せなことか。二日酔いにならぬ程度に今夜もほどほどに。

和田敏人(わだとしひと)
株式会社 アイ・フーズ
管理部 部長

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