不安を解消するために知っておきたい施設選びから入居までの流れ

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人生100年時代となり、介護施設が多様化しています。どのような施設を選べばよいか、入居までにどのような手順があるのか、不安に思われる方も多くいらっしゃると思います。そこで今回は、施設選びから入居までの流れを簡単にご紹介しましょう。
❶ 希望条件を整理します
入居後どのような生活をおくりたいか?現在の一番の不安と心配ごとは何か?整理してみましょう。そのうえで、最優先したいことを考えます(受けるサービスの内容、立地条件、予算など)。
❷ 情報を集めます
入居候補となる施設は、担当のケアマネジャーから紹介してもらったり、インターネットの施設紹介サイトで条件に合うところを検索するなどして探しましょう。本人や家族の希望条件により近い施設を複数選びます。
❸ 資料を取りよせます
気になる施設が見つかったら、各施設のホームページも参考になりますが、複数の施設から資料を取りよせて比較しましょう。
❹ 実際に見学します
候補に挙げた複数の施設を実際に見学させてもらいましょう。見学・内覧はどの施設でも行っています(※)。職員の接客姿勢や施設内の雰囲気を見てみましょう。
❺ 申し込みます
申し込んだら即入居しなければいけないわけではないので、複数の施設へのお申込みも可能です。場合によっては現在満室で順番待ちになることも少なくありません。早く入居したいという場合は複数の施設に申し込みましょう。
❻ 事前に面談をします
施設から順番がきたと案内があると、日程調整のうえ、専門の担当者(施設ケアマネジャーや生活相談員など)がご自宅などに来て、ご本人と面談をします。その際、できるだけ詳しくご本人の情報を伝えることになります。これまでの生活歴や病歴、現在の体の状態や生活状況、入居に際してのご本人やご家族のご希望などを聞かれます。事前に主治医へ診療情報提供書(健康診断書)の作成をお願いして準備しておくと、後の流れ
がスムーズになります。新型コロナウイルスのワクチン接種の有無なども併せて聞かれます。
❼ 入居判定が出ます
施設では聞き取った情報を持ち帰り、各専門職と「判定会議」を行います。ご本人が施設で安全かつ安心して暮らしていただけるかどうか、それぞれの立場から判断をすることになります。
❽ 契約します
判定会議を経て施設への入居が可能となれば、入居に際しての契約に進みます。居室の賃貸契約、介護サービス利用契約、それにかかる重要事項などについての説明を受けます(身元引受人、連帯保証人が必要)。
❾ 支払いをします
契約時に受け取った請求書をもとに、入居に際して必要な金額を入居前に振り込みます(請求項目は施設により異なります)。
❿ 入居します
多くの施設では到着予定時刻に合わせて、食事などの準備をしてもらえます。

※新型コロナウイルスの影響で、居住スペースなどに入れない施設もあります。

食事やお風呂の心配もないサ高住「リーシェ上越さくら」

私が所属する東日本福祉経営グループでは多様な施設を展開しています。新潟県上越市においては介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)の2棟を運営しています。
私が副施設長を務める「リーシェ上越さくら」は、サ高住かつ介護付有料老人ホームで、国道18号線沿いの子安交差点からは車で約3分、向かいにはショッピングモールがあり、徒歩10分圏内に新潟県立中央病院があります。ほかにも近隣にはクリニックが点在しているため通院にも便利な立地です。全室52の個室を備え、各居室にトイレと洗面台を完備しています。60歳以上の方、もしくは要支援、要介護認定を受けられた方が入居対象です。一般的なサ高住は外部の介護サービスを利用することになりますが、当施設は「(介護予防)特定施設入居者生活介護」の指定を受けているため、施設内の介護サービスをご利用いただくことができます。また現在、当社の各施設では安心・安全にお暮しいただくために、ご入居時にPCR検査を無料で行わせていただいております。
ご入居後の健康管理では各施設それぞれに協力医がおり往診など健康状態をチェックしていただけます。
最後に「リーシェ上越さくら」のご入居者のお声をご紹介します。「子供も主人も亡くなり、独り暮らしで寂しかったので、ここに入ることができて本当に良かったです。食事やお風呂の心配もなく暮らすことができています。お風呂なんか背中まで流してくれるんだもの、言うことないよ。死ぬまで居ますので、お願いします(笑)」

(80代 女性 要介護1)

山田裕文(やまだひろふみ)
㈱東日本福祉経営サービス
リーシェ上越さくら 副施設長

 

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