名医・西良メソッドで腰の痛みを解決!12ヶ月チャレンジ

健康と美容

「腰」は体の要かなめ。腰の調子は、大丈夫ですか?
柔軟性、筋力、バランス力を強化する、「ピラティス」をもとにした体操を毎月ご紹介します。無理のない範囲で毎日続けて、腰痛になりにくい体づくりを目指しましょう。

体幹と肩・おしりまわりの筋肉を鍛えてS字カーブをキープ

 腰痛予防のポイントは、「背骨はゆるやかなS字カーブを形成し、崩さないことが重要」ということを、4月号でお話ししました。
背骨のS字カーブが崩れる原因としては、日常生活で「猫背」や「反り腰」の楽な姿勢を取り続けることや、「動かないことによる筋力の衰え」などがあります。
また、正しい姿勢を意識していても、それ自体が実は間違った姿勢であることも多く、ご自身の姿勢が「丸まりがち」か「反りがち」かを把握することも重要です。
今回の「背骨の長さを意識しながら手とひざをついて行うエクササイズ」で、立った状態で背骨が美しくゆるやかなS字カーブを描く姿勢を目指しましょう。
今月の体操は、体幹(腹筋・背筋)と、肩・お尻まわりを同時に鍛えることができる、一石二鳥、三鳥にもなるエクササイズです。このエクササイズでは次の部分を鍛えることができます。
❶ おなかまわりを安定させる筋肉→ 腹横筋(ふくおうきん)、腹斜筋(ふくしゃきん)など。
❷ 腰まわり、背中を安定させる筋肉→ 多た裂れつ筋き ん、脊せ き柱ちゅう起き立りつ筋き んなど。
❸ 肩まわり、股関節まわりを安定させる筋肉→ 前鋸筋(ぜんきょきん)、股関節内転筋(こかんせつないてんきん)・外転筋(がいてんきん)など。
また、立った状態でのエクササイズよりも安全に、バランス機能を高めることもできます。
ぜひ、背骨(頭からしっぽの骨まで)を長くする意識を持ちながらチャレンジしてみてください。

●監修
西良浩一(さいりょうこういち)先生
徳島大学運動機能外科学教授。整形外科医。
腰痛に謎はないをモットーとする腰痛治療の第一人者。
国際低侵襲脊椎外科学会WCMISST2021年会長。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演。
●体操
黒瀬安菜(くろせあんな)先生
整形外科 スポーツ・栄養クリニック代官山理学療法士。
MotorControl;ビヨンドピラティス®︎インストラクター。
高齢者のリハビリを長年経験し、ピラティスを通じた健康維持や予防を広める。

ピラティス器具を使用し、充実した一対一の個別リハビリテーションを実施。
整形外科として専門性の高い医療を提供。
●取材協力
広域医療法人明和会 整形外科
スポーツ・栄養クリニック代官山
【住所】東京都渋谷区恵比寿西2-21-4 代官山パークスビル3F
【TEL】03-6416-1674


※1日のなかで起床後や就寝前など好きな時間に行いましょう。
※体力や筋力が極端に弱っている方は無理に行わず、主治医の指示に従いましょう。

 

関連記事

TOP