医療従事者のがんばりには頭が下がる コロナ禍において私たちがすべきこと

健康と美容

緊急事態宣言のなかで思う

 年間130万人以上が亡くなっている日本人の死因の上位は、がん、心疾患、老衰、脳血管疾患、肺炎となっており、この5つで全体の3分の2を占めます(※)。生老病死は自然の摂理ですが、栄養摂取の改善や医療体制の充実、それに伴う高齢化の進展で、ほかに記すべき病気がないという「老衰」の割合が増えてきました。
このような状況下、1年ほど前から始まった新型コロナウイルス感染症の拡大。このウイルスが怖いのは、症状が急激に悪化する場合があるということ。もう一つは決定的な治療方法がないことで、感染者の増加に伴い医療崩壊の危険性が指摘されています。
現状では、まだワクチン接種はできませんし、有効な治療薬もないため、医師や看護師、それを支えるスタッフなど医療従事者には大きな精神的・肉体的負荷がかかっています。病院の収容能力が限られているなか負荷がかかり過ぎれば、従来は問題なくできていた病気やケガの治療もできなくなります。
季節性インフルエンザの致死率は0.1%程度。新型コロナウイルスの致死率は0.1%〜4%といわれていますから、いまは医療従事者のがんばりで新型コロナウイルスでの致死率が低く抑えられているように思います。
この原稿を書いている1月14日は感染拡大の真只中です。いつ終わるともしれない戦いを不自由な防護服を着て続けておられる医療従事者の方々には頭が下がります。終息するまで経済全体が持ちこたえられるのか、医療従事者の方々の体力、モチベーションが保たれるのか、とても心配になります。
いま私たちにできるのはマスク、手洗い、うがい、三密回避、移動を極力避けるなど感染予防策を徹底することに尽きます。改めて実行していきましょう。

※「令和元年人口動態統計」より

斎藤 豊男さん斎藤 豊男(さいとうとよお)
株式会社けんこうぷらん 代表取締役
福祉用具専門相談員 福祉住環境コーディネーター

 

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