プロの手を借りて本人も家族もリフレッシュ在宅介護を支援する デイサービスとは?

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さまざまな介護サービスを日帰りで

「デイサービス(通所介護)」をご存じでしょうか? 在宅介護で利用できる介護保険サービスの中で、最も多くの人に利用されているのがデイサービスです(※)。
デイサービスとは、自宅で自立した日常生活をおくることができるよう、自宅にこもりきりの方の孤立感の解消や心身機能の維持、ご家族の介護の負担軽減などを目的として提供されています。
利用方法としては、要介護認定を受けた際にケアマネジャー等が作成したケアプランに基づき、次のようなサービスを、施設の送迎により施設へ通って日帰りで受けることができます。
●食事
●入浴
●排せつ
●機能訓練
●趣味レクリエーション
●外出レクリエーション
●看護職員による健康チェック

※平成30年度 厚生労働省調査「介護給付費等実態調査の概況」より。ただし、福祉用具貸与は除く。

自分に合ったデイサービスを選ぶこと

 デイサービスが利用できるのは、「要支援1〜2」と「要介護1~5」の認定を受けた方です。
デイサービスで提供されているサービス内容は施設によってさまざまです。機能訓練に特化していたり、レクリエーションが充実していたりなどそれぞれ特徴があるため、ご利用される方に合った施設選びが大切になってきます。
選んだ施設がその方に合わないと、デイサービスに通うこと事体がストレスになってしまいます。
どこの施設を利用するかはケアプランを作成するケアマネジャーと相談して決めることになりますが、合わない場合は利用施設を変更することもできます。担当ケアマネジャーに相談しましょう。

認知症に特化したデイサービスも

 デイサービスと名称が似ている介護サービスに、「デイケア」があります。デイケアはリハビリテーションに特化したサービスですが、近年はデイサービスでも「リハビリ特化型デイサービス」が増えてきています。
また、認知症を患っている方を在宅介護されているご家族の中には、昼夜休むこともできず精神的にも肉体的にもつらいという方が少なくないと思います。そんな方にご活用いただきたいのが「認知症対応型デイサービス」で、その名のとおり認知症の症状がある方を対象としたデイサービスです。ただし「認知症対応型デイサービス」を利用できるのは、医師に認知症の診断を受けた要介護1以上の方となります。
以前は、介護度が重い方や認知症の方などさまざまな状態の方が同じデイサービスを利用していましたが、最近は、ご利用者の心身機能や趣味などに合わせてサービス内容や施設を選べるようになってきています。

在宅介護は専門家の力を借りて

 家族間では会話や入浴が難しい介護の場合でも、デイサービスでは専門スタッフの上手な声掛けにより会話がスムーズになったり、喜んで入浴してくれたりすることがあります。また、在宅介護に対して悩みを抱えている家族にアドバイスもしてくれます。
デイサービスは、ご自宅にいてはできない同年代の方々との出会いをはじめ、趣味や生きがいづくりの場としても、楽しみながら心身ともにリフレッシュしていただける介護サービスです。ご本人もご家族も、ぜひ上手にご利用いただきたいと思います。

春日大輔(かすがだいすけ)
㈱メディカル・デザイン
デイサービスセンター 
ル・レーヴ南浦和 センター長

 

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