コラム

人生100年時代の幸福論 身の丈を伸ばす生き方

身の丈に合った生き方が尊ばれる昨今ですが、身の丈を伸ばす生き方こそ、あなたの人生に実りをもたらしてくれるでしょう。

⑨ ただ一度の人生、あなたの使命とは?

仕事に魂を打ち込もう

 多くの人が、なぜこの世に生まれてきたのか?という疑問を持ちますが、その意味・役割・使命がはっきりとわかった人は少ないと思います。
 人それぞれ使命や目的は異なりますが、自分が選択した使命や目的を達成し、社会的役割を全うするために生まれてきたことに間違いはありません。その人の特性、生き方や考え方などは人ごとに異なりますので、自分でカスタマイズする必要があります。
 使命とはまさに「命を使うこと」です。おかれた場での自分自身が決めた今世での役割のことで、自分の長所を活かして活躍することです。使命に早くから目覚めている人は、社会で活躍する人が多いようです。好きなことや得意なことは、あなたの使命につながっている可能性が高く、それを行うために天から与えられた才能を「天賦(てんぷ)の才(さい)」といいます。
 人が使命に生きると、情熱と喜びをもって自己実現を達成できます。使命を生きる人は、外から見るとつらい状況にあっても幸せを感じることができるようです。それは正しい道を進んでいる、成長していると感じているからです。
 成功や自己実現の達成には継続した行為が必要ですが、人は飽きやすいので行いを継続させるには、心から湧き出るエネルギー「情熱」が必要不可欠です。人は使命に生きるとき、無限の情熱が湧き出すので、自己実現を達成しやすくなります。
 誰しも生きていると、必ず色々な悩みや壁にぶち当たるものですが、授かった命を成熟させ、完成させていくことが大切です。自分が生かされていることを認識し、託された役割を生涯かけて精一杯成就(じょうじゅ)しようとすることこそ、人生ではないでしょうか。
 人が、何のために生きるのかを明確にするのはむずかしいことですが、1つだけ確かなのは、「幸せになるために生きること」です。

人として生まれてきたからには

 人がこの世に生まれてきた使命をわかりやすく表現した、先人の言葉をいくつか紹介しましょう。
 司馬遼太郎の長編時代小説「竜馬がゆく」に登場する坂本龍馬の言葉に、「この世に生まれたからには、己の命を使い切らんといかん。使い切って生涯を終えるがじゃ」があります。これは実際の坂本龍馬(1836〜1867年)の言葉ではないといわれていますが、彼の生き様からすると、このように言った可能性が極めて高い龍馬の魂の叫びとして伝わっています。人はただ一度の人生において、命を使い切ることができる理
念や信念、仕事を見つけ、そのために命を燃やすことだと教えてくれるのが、この言葉です。
 大正から昭和にかけて活躍した日本の小説家・山本有三は、有名な小説「路傍(ろぼう)の石」の中で、次のような言葉を残しています。「たったひとりしかいない自分を、たった一度しかない人生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきた甲斐がないじゃないか。」
 詩人・書家として知られ、曹洞宗の僧侶に師事し、自らを「在野の僧侶」と称した相田みつを(1924〜1991年)は、多くの名言を残しています。その中で、この世に生まれてきた目的を次のように言っています。
「わたしは無駄にこの世に生まれて来たのではない。また人間として生まれて来たからには、無駄にこの世を過ごしたくない。」
 あなたがこの世に生まれてきたのは、あなたでなければできない仕事が何かひとつ、この世にあるからに違いありません。それが社会的に評価されるかされないかは問題ではありません。その仕事が何であるかを見つけ、そのために精一杯の魂を打ち込んでゆくところに、人間として生まれてきた意義と生きてゆく喜びがあるのです。
 人生の旅を終えるときに、名声や業績などに関係なく、充実した幸せな人生であったと満足できるような生き方をしたいものです。

 

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