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生き方再発見 西川貴教さんインタビュー

西川貴教さんインタビュー

50歳はこれから何ができるかを考える転換期

1996年、数々のヒット曲で知られるT.M.Revolutionとしてデビュー。2018年からは「西川貴教」としての音楽活動を本格的に開始。俳優、声優など、活躍の場をさらに広げています。50歳を目前に、これからの生き方と目標についても伺いました。

「○○歳だから」と制限せず新しいことに挑戦し続ける

再デビューの理由を教えてください。

 2017年に母が亡くなり、T.M.Revolutionの20年間の活動にひと区切りを打つ形で、背負っていたものを一旦降ろすことができました。ファンの皆さんをはじめ、家族や、これまで支えてくださった方々に、自分が新しいことに挑む姿をきちんと見せたいと思うようになり、親からもらった本名で自分自身と向き合い、再出発することを決めました。この決断はおそらく、両親の影響が大きかったと思います。思い出すのは、仕事から帰宅した後に両親が共に夜遅くまで机に向かう姿。父は公務員で、母は市立病院に勤務し、資格取得の勉強など常に何かに挑戦し続けていました。

50歳からの新たな挑戦。躊躇(ちゅうちょ)はなかったのですか?

(笑って)そうですね。恥ずかしさにどう打ち勝つかだけだと思います。自分よりも若い人たちに自身の至らない部分を晒(さら)すわけです。そこで恥を恐れたり、逃げ出したりすれば周りに追いつけなくなります。
 人は楽しいと思うときは体感時間が早く過ぎ、つらいと思うと遅く感じるといいます。自分は20代からがむしゃらに、つらいこともつらいと感じることなく夢中でやってきたので、30年という年月に実感があまりないのかもしれないです。書類などに生年月日を書くとき、「あれ?自分いま何歳だっけ?」と思うことがよくあります。健康面や食事面は年齢と向き合って意識する必要がありますが、「もう○○歳だから」という制限は設けずに、常に脳と体を動かしていたいんです。脳は本当に楽をしたがりますから、いつも刺激を与えて追い込んでいます(笑)。

今後の目標を教えてください。

 40歳を過ぎたとき、社会や世の中のために何ができるかを考えるようになりました。故郷・滋賀県の環境保全活動に従事する機会もいただき、そうした活動を続けられることが喜びとなり、健康であり続ける目的になっています。50歳というのは、自分の今後の生き方、これから何ができるのかを考える転換期だと思っています。私の祖父は60歳で亡くなりましたが、周りを見ると元気な60代・70代はたくさんいらっしゃいます。挑戦すべきことは山のようにありますから、一緒に頑張っていきましょう。人生100年と思えば50歳は折り返し地点になりますが、僕は200歳、300歳まで生きる心づもりなので、折り返し地点はまだまだ先です。

出演する舞台「バーン・ザ・フロア」の魅力を教えてください。

 ワルツやタンゴ、サンバやルンバなど、世界トップレベルのダンサーたちが多彩な楽曲に合わせてパフォーマンスを繰り広げます。
 私は日本人としては初となるゲストシンガーとして参加し、QUEENのナンバーなどを披露します。異種格闘技戦ではないですが、ダンサーに向けられる観客の視線を「こっちに引っ張ってやる」ぐらいの想いで挑み、お互いを刺激し合って、舞台全体に新しいシナジーを生み出せればと思います。社交ダンスやペアダンスを敬遠されていた方も、楽しさを再発見してもらえる舞台なので、ぜひ観に来てください。

西川貴教(にしかわたかのり)
1970年9月生まれ。滋賀県出身。
1996年5月、ソロプロジェクト T.M.Revolutionとしてデビュー。2 0 1 8 年からは西川貴教名義で音楽活動を本格的に開始。ミュージシャンとして活動するほか、テレビ、ミュージカル、ラジオ、俳優など多方面で活躍。NHK連続テレビ小説「スカーレット」に出演。

 

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