健康・お金・生活

日々の暮らしに変化と笑顔をもたらす介護施設のレクリエーション

介護施設のレクリエーション

レクリエーションには施設の特徴が表れる

 入居施設を選ぶときの1つの判断材料として、「レクリエーション」があります。
 ひと口にレクリエーションと言っても、ボランティアによる演奏会や講演会などのイベントをはじめ、お花見や納涼祭などの行事、折り紙や脳トレなど認知機能を維持・向上させるためのものなどさまざまです。施設によっていろいろな工夫がされていますから、実施しているレクリエーションの内容によって施設の方針をうかがい知ることもできます。
 レクリエーションは、単調になりがちな施設での生活にメリハリを与えるだけではなく、生活の質を上げる目的も持っています。もし、自分や家族がここに入居したとしたら、どんな楽しみがあるだろうか?という視点で施設を選ぶことも大切です。

日々の生活に変化を与えるレクリエーション

 施設での生活は、どうしても単調になりがちで、日々の変化が乏しい傾向にあります。
 当施設では、「入居してくださっている方に毎日を充実して元気に楽しくお過ごしいただきたい!」との思いから、さまざまなレクリエーションを実施しています。
 レクリエーションにご参加いただくことで、ご入居者の身体機能の向上、脳の活性化、職員やご入居者同士のコミュニケーションを促進し、機能訓練の一部にもなります。QOL(生活の質)とADL(日常生活の動作)を維持・向上させる目的もあります。
 しかし、レクリエーションへの参加意欲には個人差があります。同じレクリエーションでも積極的に楽しんでいる方もおられれば、消極的な方もおられます。全員の方が同じように参加するわけではありません。ですから当施設では、集団で行う、個別で行う、というようにご入居者のご様子や趣味嗜好などを踏まえながらレクリエーションの内容を考えて工夫を凝らすようにしています。

レクリエーションにより脳が活性化

 レクリエーションの効果でまず挙げられるのが、他者とのコミュニケーションの増加です。
 一般的に人は、歳を重ねると体力や身体機能が衰えることで、自然と周囲との関わりが減っていきます。こうしたコミュニケーションの減少は、認知症の原因の1つともいわれています。
 レクリエーションによりコミュニケーションの機会が増えることで、地域やボランティアの方々との交流、繋がりを楽しく感じていただき、それが脳の活性化にもつながるのです。
 また、頭を使う脳レクや、指先を使う折り紙なども脳を活性化させるレクリエーションです。

皆が笑顔になれるレクリエーションを

 ご入居者の皆様には、少しでも多くレクリエーションを楽しんでいただきたいと思います。
 そのために私が心掛けているのが、自分自身の「笑顔」です。そして皆様にも「笑顔」になっていただくことです。
 なかでも、ご入居の方全員でひとつのことを行うレクリエーションで、多くの笑顔を見掛けます。
 これからも、ご入居者お一人おひとりの好みや個性を把握して、ご本人の意思を尊重しながら、職員も含めて皆が笑顔になれるレクリエーションを企画していきたいと思っています。

村松 まどかさん村松 まどか(むらまつまどか)
㈱東日本福祉経営サービス
ル・レーヴ狭山さくら館 生活相談員

 

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