健康・お金・生活

公的介護保険のサービスには制約があります 知っておきたい 介護サービスの予備知識

コミュニケーションは双方向で

 私たち在宅介護を支援するサービス提供事業者は、お客様のご自宅が仕事場となります。ほとんどの方は「宜しくお願いします」とご自宅に迎え入れてくださいますが、なかには、他人である私たちがご自宅へ上がるのを嫌がる方もおられ、お客様とのコミュニケーションに頭を悩ませるケースもあります。
 とくに初めて介護保険をお使いになる方の場合、介護度や家族環境によって、介護保険で受けられるサービス内容や回数に制約があることをご存じないことがあります。例えば、車いすや介護ベッドのレンタルは要介護2以上の方でないと原則できなかったり、ヘルパーさんは庭の草むしりや犬の散歩、同居している健常者の食事を作ったりすることができません。
 これは介護保険制度の趣旨が生活の「自立支援」であり、同居のご家族やご自身ではできない部分を支援するのが制度の目的であるためです。
 しかし、規定通りのお話をしてもご理解いただくのが難しい方もおられ、先日は、お客様に被害妄想的な受け止め方をされてしまいコミュニケーションがとれなくなってしまった、というケアマネジャーがおられました。
 このように、お客様とのコミュニケーションに頭を悩ませているサービス提供事業者も多いのではないでしょうか。
 私たちサービス提供事業者もコミュニケーション能力を磨いていく必要があると思いますが、誰しも、いつ介護が必要になるかはわかりません。ぜひゴールデンライフの記事を役立てて、お元気なうちから介護サービスについての予備知識を持っていただけたらと思います。

斎藤 豊男さん斎藤 豊男(さいとうとよお)
株式会社けんこうぷらん 代表取締役
福祉用具専門相談員 福祉住環境コーディネーター

 

関連記事

  1. 脱水が引き起こす「怖い病気」
  2. 正しい使い方でお口を清潔に 歯垢を効率よく落とす電動歯ブラシ
  3. 【最終回】体への負担が少ない自然農法で野菜づくりにチャレンジ!⑤…
  4. 歯周病の治療なくして健康長寿はありえない
  5. かけがえのない時間を 笑顔で過ごすために 一期一会の精神で一緒に悩み考える かけがえのない時間を笑顔で過ご…
  6. 高齢者施設を選ぶときのポイントとは 入居アドバイザーが教える高齢者施設を選ぶときのポイントとは?
  7. 在宅介護の「もう限界」チームの連携で生活支援 在宅介護の「もう限界」チームの連携で生活支援
  8. ご利用者の気持ちや 立場を想うことが出発点
ゴールデンライフ送付希望の方
読者プレゼント応募方法
脳トレ・脳レク応募申込
都内の名処
脳トレダンス動画
ゴールデンライフ広告掲載

ピックアップ記事

PAGE TOP