コラム

芝田千絵のアートライフ vol.13

芝田千絵のアートライフvol.13

 令和最初の夏の到来です。温暖化の影響なのか年々暑さが厳しくなる気がしますが、日本の文様やアートから夏の風を感じてみましょう。
 古来から受け継がれてきた日本の伝統文様には、四季が豊かなことから自然や草花などのモチーフが多く存在し、夏の文様といえば、半円を連ねて波を意匠化した「青海波(せいがいは)」や、正六角形を基本とした幾何学文様で、麻の葉を連想することから名付けられた「麻の葉文(もん)」などがあります。
 夏を感じる名画といえば、印象派の巨匠クロード・モネが制作した、妻カミーユと息子のジャンが風の強い夏の日に草原を散歩する様子の「散歩、日傘をさす女性」や、鱗(うろこ)雲が浮かぶ清々しい快晴の青空に、赤く染まった夏の富士山を描いた葛飾北斎(かつしかほくさい)の「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい) 凱風快晴(がいふうかいせい)」。ゴッホの代表作「星月夜」は、澄んだ青い夜空に三日月と星が黄色に光り輝き、渦巻きのように強いタッチで描かれた作品です。
 爽やかな木々の香りや空気を「夏の匂い」と表現しますが、名画からも感じられる気がします。夏の風を感じるアートを満喫してみてはいかがでしょうか。

芝田千絵さん 芝田千絵 画家/グラフィックデザイナー
1985年東京生まれ。
2010年東京藝術大学を卒業し、12年同大学大学院修士課程を修了。
直線や曲線、幾何学模様と動物や熱帯魚などの組み合わせから非日常の世界を表現。アクリルガッシュで描き、マットで風合いのある表現が特徴である。
HP: chieshibata.com

 

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