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健康や安心、生きがいを与えてくれる「アニマルセラピー」その効用と問題点

「アニマルセラピー」その効用と問題点

人もペットも長生きに

 最近は、介護施設でも犬や猫と触れ合うことで癒しの時間を作る「アニマルセラピー」を取り入れるところがあります。ペットは私たちに喜びや安心、心身の健康を与えてくれる存在かもしれません。 
 私のお客様にも、わが子のように猫ちゃんをかわいがっておられるご夫婦がいます。80代半ばの奥さまと、90歳になるご主人で、5年ほど前から福祉用具のレンタルや手すりの取り付けなど住環境整備の担当をさせていただいております。ご夫婦のご自宅へ伺うと、日中は玄関の引き戸が少し開けてあり、いつでも猫ちゃんが出入りできるようにしてあります。
 ところが、先日お邪魔すると、いつも少し空いているはずの玄関の引き戸が閉まったままに。「猫ちゃんどうしました?」と伺うと、「天寿を全うしました」とのお返事。特にご主人にはいつもの元気がありません。いわゆる「ペットロス」の状態だったようです。お2人の生きがいのような存在だったのでしょう。「張り合いがなくなった」と話されていましたが、「今まで一緒にいてくれてありがとう」という感謝の気持ちも伝わってきました。ペット霊園でお経をあげて手厚く葬ってあげたそうです。
 ペットの寿命は人より短いわけですから、いつか別れのときがやってきます。この猫ちゃんは優しいご夫婦に大事にされて幸せな一生だったと思います。しかし最近は、ペットも長生きするようになり、人の方が先に世話をできない状態になる事例も増えているようです。平成24年に「動物愛護管理法」が改正され「飼っていた動物がその命を終えるまで飼養すること」という飼い主の責務が明記されました。ネグレクトも含め、ペットを責任放棄した場合には罰則があります。最後まで責任を持つ覚悟で家族に迎えたいものです。

斎藤 豊男さん斎藤 豊男(さいとうとよお)
株式会社けんこうぷらん 代表取締役
福祉用具専門相談員 福祉住環境コーディネーター

 

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