芝田千絵のアートライフ vol.12

コラム

 まもなく「平成」が終わり新しい時代が幕開けします。新しい時代のはじまりに期待感が高まりますが、今回はあえてタイムスリップした気分で懐かしい昭和のアートや文化を振り返ってみましょう。
昭和といえば、テレビ放送や東京五輪、歌謡曲やアイドル、喫茶店に東京タワーなど…..経済的な豊かさが増した時代。熱帯魚は昭和30年ごろから広まりインテリアとして定着しました。アートでは、「芸術は爆発だ!」という言葉を残し、大阪万博のシンボルである太陽の塔や渋谷駅に設置された壁画「明日の神話」の岡本太郎。昭和を代表する日本画家である、現代の琳派(りんぱ)とよばれた加山又造や、神々しい幻想的な風景画を描く東山魁夷(かいい)。ゴッホの絵に感銘を受け、版画で独自の世界を築き上げた棟方志功。激変した時代だからこそ、さまざまな才能や文化が誕生したのかもしれません。
昭和と平成、いまもなお色褪せることなく彩り続けるアートや文化。もうすぐ新元号になり、どのようなアートに出合えるか楽しみですね。

芝田千絵さん 芝田千絵 画家/グラフィックデザイナー
1985年東京生まれ。
2010年東京藝術大学を卒業し、12年同大学大学院修士課程を修了。
直線や曲線、幾何学模様と動物や熱帯魚などの組み合わせから非日常の世界を表現。アクリルガッシュで描き、マットで風合いのある表現が特徴である。
HP: chieshibata.com

 

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