コラム

【取材】The レビュー 「カーテンコールを もう一度!2018」金井克子

取材 金井克子さん

皆さんの力をいただいて、いまの私がある

西野バレエ団の人気ダンサーとして芸能界デビュー後、「他人の関係」がミリオンセラーを記録。デビュー当時と変わらぬプロポーションを維持する金井さんに、デビュー秘話や出演する最新ステージについて伺いました。

金井 克子(かない・かつこ) 1945年生まれ。
西野バレエ団の一員として活躍する傍ら、芸能界入り。1962年に「ハップスバーグ・セレナーデ/涙の白鳥」でレコード・デビュー。1964年からNHK『歌のグランド・ショー』に出演し、由美かおるらと共に西野バレエ団五人娘と評され、人気を博す。1973年リリースの「他人の関係」が100万枚以上の売上げを記録し、その年の第15回日本レコード大賞企画賞を受賞、第24回NHK紅白歌合戦に出場した。今年9月にはThe レビュー『カーテンコールをもう一度!2018』への出演を控えている。

最後の曲と思って出したのが「他人の関係」だった

芸能界デビューのきっかけは?

 当時所属していた西野バレエ団の先輩方がバレエ番組をやっていて。皇太子様と美智子様のご成婚記念番組のときに主役として踊らせていただいたのが最初です。それを見ていた他局のプロデューサーから「ワンコーラスでいいから歌番組で歌って」という話があり、それがきっかけでレコードを出すようになりました。あの頃はNHKの『夢であいましょう』やドラマなどにも出て、自分が思う道とは違う方へ、どんどん進んでいきました。死ぬほどレコードを出しましたけど、歌そのものは好きにはなれなくて……。やっぱり踊りがやりたいとニューヨークに行ったんです。向こうでは学校に通い、3カ月滞在しては帰るという生活をおくりました。でも結局、歌を捨て切れずに戻って来て、もしかしたらこれが最後の曲かも、と思って出したのが「他人の関係」だったんです。

振り付けのインパクトも相まって一大ブームになった曲ですね。

 あの時代にしてはショッキングな歌詞だったので、淡々と無表情で歌うことで、いやらしく感じさせないように作られた作品でした。あの曲は踊りがメインでしたけど、それまでただ突っ立って歌う曲もあって、いろいろ試して最終的にあの形がヒットにつながったんですよね。本当に、出会った皆さんの力をいただいて、現在に至っているなと感じます。

全てが一流で豪華なレビュー・ショー

今年9月には、中尾ミエさんと前田美波里さんとTheレビュー『カーテンコールをもう一度!2018』に出演します。

 このレビュー・ショーは全てが豪華でね。フルオーケストラの生バンドに、何よりメンバーが豪華ミエちゃんがいてビバちゃんがいて、私がいるのよ。3人とも個性が違って、とにかく元気。ダンサーも一流のメンバーが揃っていてすごくいいですよ。こういう仕事を実現するにはものすごく時間とお金がかかって大変ですけど、日本にもこういう公演がもっと増えて欲しいと思います。

舞台に立つために気を付けていることはありますか?

 ある程度の年齢になったので、故障しないように頑張るだけですよ。ダンスのレッスン前に、1時間ほどストレッチやインナーマッスルを鍛える筋トレなどでウォームアップします。普段はジムで汗をかいて、仕事がないときは帰ってからお料理をこしらえて主婦をやっていますよ。

読者にメッセージをお願いできますか。

 今どきこれほど豪華な作品はないですし、メンバーの年齢的に5年後は見られないかもしれないので(笑)、これが最後と思って来ていただけたらうれしいですね。

 

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