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在宅介護を上手にこなすヒントとは?老々介護に思うこと

老々介護に思うこと

近年、「老々介護」が増えてきました。そのあまりの負担やストレスに介護する側が倒れてしまうケースも。いつまで続くかわからない在宅介護にどう向き合えば良いのか、考えてみたいと思います。

がんばらない介護

「老々介護」と聞いて想像するのは、80代前後のご主人を介護する奥さまの姿でしょうか?もちろんこの形が一番多いのかもしれませんが、近年は平均寿命が伸びたこと、生涯未婚率の上昇(男性23%、女性14%)という世相を反映してか、親子間や兄弟姉妹間などいろいろな老々介護」の形に接する機会が増えてきたようです。
 親子間の場合、親が90代だと子は70代になってきますから立派な老々介護です。お子さまが複数おられる場合はローテーションを組み、介護負担もかなり軽減できるようですが、1対1の場合、肉体的・精神的な負担やストレスは、相当なものになります。私のお客さまにも認知症のご主人の介護に尽くされてきた奥さまが、恐らくストレスが原因と思われる重大な病気を発症された例がありました。特に女性の場合、身を粉にして献身的に介護される方がおられます。
 一方、主介護者が「男性」の場合、細やかなところまで気配りしない(できない?)、あるいは自分ができると思う範囲での介護しかしない方が多いためか、ストレスで重病を発症した、という事例にはほとんど接しません。ここに、いつまで続くかわからない在宅介護を上手にこなすヒントがあるように思います。「がんばらない」という鎌田實みのる先生(諏訪中央病院名誉院長)の著書は有名です。
 介護をする側も受ける側も「頑張らなければいけない」という意識が強いと、双方ともストレスが大きくなり、さまざまな問題に直面しやすくなります。
 最後に、「がんばらない介護生活を考える会」の「がんばらない介護5原則」を紹介します。
 ❶一人で介護を背負い込まない。
 ❷積極的に介護サービスを利用する。
 ❸現状を理解し、受容する。
 ❹介護される側の気持ちを理解・尊重する。
 ❺できる限り楽な介護の仕方を考える。

斎藤豊男さん斎藤 豊男(さいとうとよお)
株式会社けんこうぷらん 代表取締役
福祉用具専門相談員 
福祉住環境コーディネーター

 

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