コラム

今だからこそわかること、できることがある「老いには夢がある」【5】

私も後期高齢者の仲間入りをしましたが、なぜか寂しさはなく、これからの人生、ますます何かができるという気がしてなりません。
老いることは、辛い、寂しいとよく聴きますが、この年でなければできないことが、たくさんあるように思います。
「老い」は、私たちの心の持ちようと行動次第で、優しくも怖くもなります。
何をすれば、より素晴らしい日々を過ごせるか、一緒に考えて、実行していきましょう。

自分の時間を自由にできる高齢期

この世に生を受けて時間は動き始め、この世を去る時に時間は止まる……。しかし自分の時間が止まった後も、残された家族や友人のこころの中で生き続けられるような人生をおくりたいものです。
時間は限りあるもの。今の元気なうちから、いろいろな計画を立ててみませんか?これからの時間で、できるだけ多くの夢を実現できたら幸せではないでしょうか。
高齢期になると、職場など経済的なつながりから離れることで、自分の時間を自由に使える環境を持つことができます。それを有効利用することの大切さを認識したいものです。自分らしい時間を持つことで、こころと体にゆとりが生まれます。 働き盛りの時分は、いつも仕事に追われていて自由な時間に憧れていましたが、高齢期になり、やっと自分の時間を自由にできるようになりました。そこでもう一度、「学ぶ」ことを考えてみてはいかがでしょうか。
本当に自分に合った学びを選択するには、時間が必要だと思います。仕事人間であった私は、まず何を勉強すれば良いのか、自分が何を求めているのかさえもわかりませんでした。そこで、いろいろな講座やイベントに参加してみました。そうするうちに仕事とは関係のない(利害関係のない)友人ができ、学びの仲間を持つことができました。そして、高齢者心理、高齢者の日常、成年後見制度について学ぶことにしました。今後の生活に役立つものだと確信したからです。仲間と交流を深める中で、楽しみながら抵抗なく、これからの高齢期の生活に役立つものは何かなど、さまざまなことが見えてきました。
時間をかけて何を学ぶかを吟味し、仲間をつくったり新しい情報を取り入れたりしていくうちに、学ぶ時間が楽しみに変わる時が必ずやってきます。

他人へ使った時間がいつか自分に返ってくる

私は高齢期を生きるためのさまざまな勉強、準備をしてきましたが、いつになっても「これで十分」とは思えません。勉強には際限がないのです。どんな学びでも言えることですが、ある程度の勉強がすんだら、次は地域社会に出て行くステップに進むと良いと思います。ボランティアなどの社会貢献をするためには、大変な努力が必要ですが、楽しみを見つけることで有意義に向き合えると思います。
ボランティア時間預託制度(※)を取り入れているNPOがあります。これは素晴らしい構想だと思います。もし今後、自分自身が体も気力も衰えたときは、今行っている社会貢献が必ず自分に返ってくることでしょう。
少しでも他人のために時間を使ってみましょう。素晴らしい何かを得ることができるはずです。

自分の思い描く航跡が人々のこころに残るように

元気な今こそ学び、仕事をしているのであれば働き、そして人生の最終章を素晴らしいものにするために社会貢献に励むこと。今できることはたくさんあります。
そして時が流れ、体力も知力も衰えてきたその時でも、自分でできることは自分でし、できないことは地域などに助けていただきながら、最終章を迎えられたら幸せです。多くのことは望みません。時々は外の空気に触れさせてもらえること、食べたくないときには無理に食べることなく空腹まで待ってくれること、そんなささやかな望みをかなえてくれましたら、人生の最終章を迎える場は、高齢者施設でも自宅でもどこでも良いのです。
本当に自分らしい時間として最終章を過ごすことができるように、今から努力を重ねて生きて生き抜き、準備することを意識して日々をおくりましょう。
自分の生きた航跡とは、意図して決められるものではなく、この世を去った後、残った人々のこころに残るものだと思います。自分が思い描く航跡そのものを、人々が心に残してくれるよう、日々努力していきたいと考えています。
ることの大切さを認識したいものです。自分らしい時間を持つことで、こころと体にゆとりが生まれます。
働き盛りの時分は、いつも仕事に追われていて自由な時間に憧れていましたが、高齢期になり、やっと自分の時間を自由にできるようになりました。そこでもう一度、「学ぶ」ことを考えてみてはいかがでしょうか。
本当に自分に合った学びを選択するには、時間が必要だと思います。仕事人間であった私は、まず何を勉強すれば良いのか、自分が何を求めているのかさえもわかりませんでした。そこで、いろいろな講座やイベントに参加してみました。そうするうちに仕事とは関係のない(利害関係のない)友人ができ、学びの仲間を持つことができました。そして、高齢者心理、高齢者の日常、成年後見制度について学ぶことにしました。今後の生活に役立つものだと確信したからです。仲間と交流を深める中で、楽しみながら抵抗なく、これからの高齢期の生活に役立つものは何かなど、さまざまなことが見えてきました。
時間をかけて何を学ぶかを吟味し、仲間をつくったり新しい情報を取り入れたりしていくうちに、学ぶ時間が楽しみに変わる時が必ずやってきます。

 

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